環境やまがた大賞

■「環境やまがた大賞」 受賞


氏名 井山 武司 昭和13年1月15日生 満64歳 性別 男
電話 0234-52-3281
住所 〒999-6724
山形県飽海郡平田町山楯北山66-8
職業(所属団体等) 太陽建築研究所
   山形県飽海郡平田町山楯北山66-8

推薦者
氏名又は名称 大沼 昭
住所又は所在地
   山形県酒田市中町2-2-14
   TEL.0234-22-1368

推薦の理由

井山氏の提唱する太陽建築で実際に生活をしてみると、自然の中で暮らしているような感覚を覚える。これは太陽建築の仕組みが自然の法則に遵っているからではないだろうか。
激動の20世紀はいろいろな軋みを生み出し、地球温暖化・エネルギー問題・地域紛争・テロ等、解決しなければならない難しい問題を我々に投げかけている。
母なる大地に育まれ、父なる太陽の恵みによって暮らす本来の人類の生活に立ち戻ることが、21世紀の今必要なのではないだろうか。

「環境やまがた大賞」推薦調書(環境技術開発用)

氏名又は名称(再掲) 井山武司 主宰 太陽建築研究所
活動開始時期 1978年10月から (活動期間)25年

活動の目的

地球に住む私達が、完全な地球環境保全のために真に削減しなけれぼならないC02排出量は、!997年の京都会議で協定された日本6%、アメリカ7%、ヨーロッパ8%ではなく、lPCC一気候変動に関する政府間パネルーに示された60~80%です。現在、太陽建築研究所―SOLARCHlS―で研究し実現している建築のエネルギー使用量の削減値は75%で、更なる削減が可能であり完全なエネルギー自給を目指しています。

活動に取り組んだ契機

酒田大火復興に復興専門員として参加し、街造りにおいての太陽光や北風などの自然の役割の重大さを痛感し、自然環境を重視した建築の研究と開発に取り組みました。

これまでの活動内容 (試作研究の実績)

収入を煙にしない
21世紀の都市は新たなコミュニケーション手段を手にし、自然と農業の中に広がり、新たな姿を見せていくことが望ましいと思います。アクティブなシステムの中での受身の暮らしから白然な環境でのアクティブな生活への切り替えです。

原発不要

生活のためのエネルギーを生活空間そのものの中で可能な限り自給し、資源を浪費する杜会から循環型の杜会への転換を可能にする建築・住居を提案します。目本の全エネルギー使用量の約10%をまかなう既存原子力発電所の暫減と新たな開発の停止を可能にします。

地球温暖化停止

真に温暖化防止に必要なC02排出削減量60-80%を上回りゼロを達成する徹底的な太陽エネルギーの利用をします。

健康と長寿

3世代の家族がプライバシーをもって助け合って共に暮らす、安定した室内気侯と白然素材による空間は健康と長寿を約束します。

現在までの市場における実績

太陽建築(研究所)=SOLARARCHITECTURE(STUDIO)=SOLARCHIS
ソラキスと命名された建築・住居が全国に42棟建設され、そのうち酒田市に9棟平田町に1棟が建ち、酒田地区は全国で一番ソーラーハウス密度の高い地区との研究者たちの評です。

活動の特色

建築に必要なエネルギーは、暖房、冷房、採光、給湯、電力、調理等に要するするエネルギーですが、これらはほとんど太陽が直接建築に供給することができます。
■ 自然採光
 室内の奥まで採光します。
■ 直接熱取得太陽暖房
 冬の太陽光を建築内部に導き入れ躯体に蓄熱します。超断熱と、L・w-Eガラスを用 いることにり、アメダスを基にしたシミュレーションによれぱ建築・住居内の室温は20゚Cを越え補助暖房は基本的に必要ありません。
■ 躯体蓄冷自然冷房
 夏は太陽光 を庇によって避け、風を通して躯体を蓄冷し、建築内の発生熱を吸収して自然冷房し ます。シミュレーションによれば建築・住居内の室温は25'C台で補功 冷房 は基本的に必要ありません。
この3つを、住まいのデザイン-例えぱ屋根勾配を佳居の建っ地方の緯度と同じにして太陽光を最大に受け取る-と、素材と建築資材の選択によって、獲得することが基本です。これに加えて太陽温泉複合放物面太陽熱コレクタと非バイオ型風呂循環浄化装置を、高断熱された風呂に併用します。
太陽光発電太陽電池で発電をし、電カ会杜と系統連係し時間帯別電灯・深夜電カ制度も活用して全電カをまかないます。燃料電池の設置も計画し系統連係からの切り替えに備えます。余剰電カはEV・燃料電池車の燃料にします。

こうして生活に必要なほとんどのエネルギーを太陽光から得ることが出来ます。また太陽熱によって得た熱湯と太陽電池による電カで調理を行えば、更に熱交換換気・太陽熱温水利用ウオッシュレット・雨水利用・高度汚水処理・浄化水地表散布・コンポストなどの処理装置を加えて、自給自足の生活も可能になります。

今後の活動の計画

 システム の普及

賞罰

 1997 山形しあわせ銀行ベンチャービジネス奨励賞
 1999 建築フォーラム賞

その他の参考になる事項

 1982~ アメリカ合衆国パツシブソーラー会議に参加
 1989 国際太陽エネノレギー学会・神戸研究発表会司会PLEA・奈良作晶発表
 1996 日本太陽エネルギー学会風カエネルギー協会研究発表会実行委員会幹事・記念講演